一般財団法人環境イノベーション情報機構
CCACアジア地域会合開催 結果公表
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2013.02.07 【情報源】環境省/2013.02.06 発表
環境省は、平成25年2月4日、5日にタイのバンコクで開催されたCCAC※アジア地域会合の結果を取りまとめ公表した。今回の会議には、18カ国(オーストラリア、バングラデシュ、ブータン、カンボジア、インド、インドネシア、日本、ヨルダン、キルギス、マレーシア、ミャンマー、ネパール、フィリピン、韓国、モルディブ、スリランカ、タイ、ウズベキスタン)、20以上の機関が出席、短寿命気候汚染物質(SLCP)に関する意識の向上及びアジア太平洋地域におけるSLCPの早期削減に向けた取組について議論を行った。
その結果、▽SLCPの重要性について、重要なステークホルダー及び一般国民、特に政策決定者の意識を高めること、▽より効率的で汚染の少ない炊事、暖房、照明手法の開発、▽交通、煉瓦製造、農業、廃棄物・排水、石油・ガス製造からの漏出等の分野におけるブラックカーボンまたはメタンの排出を削減すること、▽HFCからの代替の推進等、▽アジアにおける様々なレベルでの意識啓発のための情報作成・共有、組織作り、関係者の関与などのアジアにおけるSLCP削減のために必要となる優先的な取組が認識された。
※短寿命気候汚染物質削減のための気候と大気浄化のコアリション
【環境省】