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環境ニュース[国内]

使用済み自動車からのリサイクル部品 品質確保のためのガイドラインを策定

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2002.05.24 【情報源】国土交通省/2002.05.24 発表

 国土交通省は自動車整備に際してのリサイクル部品利用促進のためのガイドラインをとりまとめた。
 日本国内だけでも、現在年間約500万台の廃車が発生しており、1台あたりのリサイクル率は約75%。残りの25%はシュレッダーダストとして最終処分場で埋め立てられているが、最終処分場の逼迫状況を考えると、部品などのリサイクル率をより向上させることが必要な課題となっている。
 今回のガイドラインは、自動車整備事業者とリサイクル部品供給事業者の間で、リサイクル部品の品質確保のために必要な事項について共通認識を形成することを目的としており、これにより、リサイクル部品の品質に対する不安感を払拭し、ひいてはリサイクル部品の利用を促進することを目指している。
 なお具体的な内容は、(1)「リユース(再利用)部品」や「リビルト(再生)部品」の定義、(2)自動車整備事業者が発注時にリサイクル部品供給事業者に伝えるべき情報、(3)リビルト部品を利用するにあたり確認すべきリビルト作業の内容、(4)リユース部品を利用するにあたり必要な点検の内容、(5)部品の保証期間、保証内容の確認、(6)リサイクル部品の使用に際し自動車整備事業者が自動車ユーザーに説明すべき事項−−など。 【国土交通省】

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