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環境ニュース[国内]

対策とれば最大28%の省エネ可能 経済産業省庁舎の省エネ診断結果 

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2002.05.17 【情報源】経済産業省/2002.05.16 発表

 資源エネルギー庁は、経済産業省庁舎でグリーン購入法に基づき、初めて実施した省エネ診断の結果を公表した。
 診断結果によれば、経済産業省庁舎の床面積あたりのエネルギー消費は1平方メートルあたり1,761メガジュール。事務所建物の床面積あたりのエネルギー消費平均値が1平方メートルあたり1,620〜2,041メガジュールであることを考えると、比較的省エネが進んでいると評価できるという。
 用途では空調がエネルギー消費の60%を占めており、照明・コンセントの33%がこれに続いていた。また、通常の事務所建物では平日夜間や土日のエネルギー消費の割合が15〜20%であるのに対し、経済産業省庁舎はこの時間帯での消費が24%にのぼっていたのが特徴的だった。
 このため「診断」では、同庁舎での効果的な省エネルギー法として(1)空調や照明分野での省エネ対策、(2)暖房の2倍にのぼる冷房負荷削減、(3)平日夜間や土日の電力消費削減−−の3点の実施を提案。またこれらの点に留意し、技術的に可能な全ての手法を実施すれば、計算上更に約28%のエネルギー削減が達成が可能であるとの試算を行っている。【資源エネルギー庁】

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