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環境ニュース[国内]

長野県 電力ピークカットで社会実験 10年比9.9%、25.7万kW減

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2012.09.27 【情報源】地方自治体/2012.09.27 発表

 長野県は7月25日、電力需給が逼迫する昼間の電力消費を抑える社会実験「ピークカットチャレンジ」を実施した。2010年の同時期と比べ、午後1〜4時の3時間における使用電力の削減率は9.9%を達成した。
 ピークカット対象時間の平均気温は29.1℃。この時間帯の使用最大電力は233万kWで、最も近い温度となった10年7月30日(30.8℃)の使用最大電力と比べて25.7万kWの削減を達成。1時間ごとの削減率は午後1時からが10.4%、同2時からが8.7%、同3時からは10.6%となった。
 冷房の適正な温度設定の徹底や照明の間引き点灯などにより、実験に参加したすべての事業者が当日の使用最大電力を10年の直近同曜日と比較して10.0〜30.8%削減した。また、冷房の使用を控え、電力使用のピーク時間帯に合わせて買い物に出かけるなどの取り組みにより、実験に参加した約7割の家庭が当日の使用最大電力を実施日前後2日の平均値と比較して14.1〜52.0%削減した。
 阿部守一知事は「省エネ、省電力の意識は広く県民の間に浸透し、具体的に取り組んでいただている」と述べた。 環境部温暖化対策課 TEL:026-235-7209 【長野県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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