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環境ニュース[国内]

「第3回国際化学物質管理会議(ICCM3)」開催される

健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2012.09.26 【情報源】環境省/2012.09.26 発表

 平成24年9月17日から21日にかけ、ケニアのナイロビで、「第3回国際化学物質管理会議(ICCM3)」が開催された。
 国際化学物質管理会議は、2006年2月に策定された「国際的な化学物質管理のための戦略的アプローチ」(Strategic Approach to International Chemicals Management:SAICM)のフォローアップのために定期的に開催されているもの。
 今回の会議では、2020年までに化学物質が人の健康・環境に与える著しい悪影響を最小化するような方法で生産・使用されることを目標とした「国際的な化学物質管理のための戦略的アプローチ(SAICM)」の実施状況のレビューや今後の活動等についての検討が行われ、国際的に議論が進められている「新規の課題」([1]ナノテクノロジー及び工業用ナノ材料、[2]電気電子製品のライフサイクルにおける有害物質、[3]製品中化学物質及び[4]塗料中)及び[5]ペルフルオロ化合物(PFC)の管理と安全な代替物質への移行について、今後の活動に関する決議が行われた。また、内分泌かく乱物質を新たに「新規の課題」へ追加することについて合意された。
また、日本からは、平成24年9月にSAICM関係省庁連絡会議において策定したSAICM国内実施計画について、報告を行った。【環境省】

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