一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

パナソニック、新開発の「待機電力ゼロ」で消費電力を抑制する温水洗浄便座発売

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2012.08.13 【情報源】企業/2012.08.07 発表

 パナソニックは、新開発の「待機電力ゼロ」モードを搭載して無駄な消費電力を抑制する温水洗浄便座「ビューティ・トワレ」WFシリーズを9月26日に発売する。業界トップクラスの省エネ性能に加え、トイレに人がいない時の待機電力を国際規格で「ゼロ」とされる0.005W未満にした。電源プラグを抜くことなく、抜いた状態と同様の効果が得られる。
 待機電力ゼロモードは、使う時だけ便座と給湯部分を瞬時に温める「W瞬間」と呼ぶ独自技術を基に、トイレに人が出入りする状態を感知する制御部分に新たな技術を採り入れて実現した。常に通電する必要がある人の出入りを検知するリモコンのセンサー信号の受信部分だけ、主電源から切り離した電源回路で作動させ、消費電力を大幅に低減する。
 リモコンの「待機電力ゼロ」スイッチを2秒間押すと設定された状態になり、室温が約5℃の場合で入室から約10秒で便座が温かくなる。省エネ・節電意識の高まりを背景に無駄な待機電力の削減が求められていることから、開発した。温水洗浄便座は、家庭における年間の機器別エネルギー消費量が6番目に多く、待機電力に限ると5番目の多さだという。
 最大消費電力は水温5℃、室温0℃の場合で1291W。年間使用電力量は58kWhとなる。サイズと機能によって4機種を用意した。月産台数は1万1000台。待機電力ゼロモードのほか、上位3機種は、センサー部に手をかざすと便座の開閉や洗浄シャワーの入・切ができる「タッチレスリモコン」を装備し、上位2機種は微粒子イオン「ナノイー」で付着臭を抑える機能がある。

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース