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環境ニュース[海外]

EPA 全米環境パフォーマンス・トラックへの参加企業を認定

エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2002.05.07 【情報源】アメリカ/2002.04.24 発表

 4月24日、EPAのホイットマン長官は、全米環境パフォーマンス・トラック・プログラム(National Environmental Performance Track)に参加する280施設を認定した。また、同長官は、2002年全米環境パフォーマンス・トラック・メンバーズ・イベントを開催し、メンバーへの規制緩和優遇策などを公表した。
 全米環境パフォーマンス・トラックは、2000年6月に始まり、健全な環境管理、継続的な環境改善、地域コミュニティの関与、および卓越した遵守記録を示した施設を認定し、その努力を称えるもの。280のメンバーは、揮発性有機化合物の排出を9万8000ポンド削減し、温室効果ガスの排出を2600万ポンド抑制し、固形廃棄物を2億2500万ポンド削減してきた。メンバー施設は、小規模企業も大企業もあり、製造業、化学物質、クリーニング産業、自動車産業等、さまざまである。
 このプログラムの年次会合において、ホイットマン長官は、メンバー向けの規制緩和優遇策を公表。大気浄化法や水質浄化法に基づくいくつかの報告要件を簡略化するという。さらに、メンバーは、二次処理を行っていれば、さらに90日間、敷地内に廃棄物を保管することが許可される。このルールは、企業や組織に対して、メンバーとなるために必要な環境パフォーマンスを達成するインセンティブとなるとしている。
 併せて、ホイットマン長官は、EPAの新しい技術革新戦略「革新さらなる成果に向けて(Innovating for Better Results)」を発表した。これは、すべてのEPAの技術革新プログラムに関する戦略的枠組を提供するもの。EPAと州との関係強化、重点課題への取組の集約、環境保護手法の多様化などが提唱されている。【EPA】

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