一般財団法人環境イノベーション情報機構
初の水産白書の内容が閣議決定 特集テーマの設定など編集に工夫
【環境行政 行政資料】 【掲載日】2002.05.02 【情報源】水産庁/2002.04.26 発表
「平成13年度水産の動向に関する年次報告(水産白書)」「平成14年度において講じようとする水産施策」の内容が平成14年4月26日、国会提出案件として閣議決定された。今回の白書は、持続可能な漁業を目指し平成13年に制定された「水産基本法」に基づく初めての水産庁の白書。名称もこれまでの「漁業白書」から「水産白書」に改められている。
なお水産庁では、総花的な印象を払拭し、国民に親しんでもらえる白書となるよう、(1)その年度に国民的に関心を集めた出来事を紹介する「トピックス−水産この一年」のページの新設、(2)掘り下げた分析を行う特集テーマの設定、(3)平易な記述と写真や図表の多用−−など編集内容についての工夫を行った。
なお、平成13年度の特集テーマは「水産資源の現状とその持続的利用に向けた課題」。トピックスで扱われている話題は「水産基本法制定」「有明海ノリ不作」「北方四島周辺水域での〜第三国漁船サンマ操業」「WTOでの新ラウンド立ち上げ」「資源回復計画」「水産公共事業」「IWC下関会議」の7つとなっている。【水産庁】