一般財団法人環境イノベーション情報機構
6月は「不正改造車を排除する運動」と「ディーゼルクリーン・キャンペーン」の強化月間 平成24年度も全国で街頭検査を実施
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2012.05.30 【情報源】国土交通省/2012.05.29 発表
国土交通省は、関係省庁、自動車関係団体等と連携し、6月の1ヶ月間を「不正改造車を排除する運動」及び「ディーゼルクリーン・キャンペーン」の強化月間として様々な運動を平成24年度も全国展開する。具体的な取組内容としては、全国で171回の街頭検査を実施。特に、[1] 歩行者、運転者等が見にくい窓ガラスへの着色フィルム等の貼付、[2] 灯光の色が不適切な灯火器及び回転灯等の取付け、[3] タイヤ及びホイールの車体外へのはみ出し、[4] 騒音の増大を招くマフラーの切断・取外し等、[5] 不正軽油燃料の使用、といった悪質事案には厳しく対応することとして、街頭検査の結果、不正改造車と認められた場合には整備命令を発令し、これに従わないときには車両の使用停止等を含む厳正な処分を行うとしている。
また、各運輸支局等に相談窓口として「不正改造車110番」及び「黒煙110番」を設置し、寄せられた情報に基づいて、不正改造車ユーザーに対して、不正改造状態の改善や改修結果の報告を求めるほか、不正改造等を行った者に対する報告徴収及び立入検査により、不正な二次架装の抑止・早期発見と指導を行うとしている。
この他、全国でポスター約16万枚の掲示、チラシ約109万枚の配布及び全国263社の乗合バス事業者の協力による広報横断幕の掲示等を行い、積極的な不正改造の排除を呼びかけるとしている。【国土交通省】