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環境ニュース[国内]

安川電機、福岡県から「グリーンアジア国際戦略総合特区」の特例措置第1号に指定

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2012.05.11 【情報源】企業/2012.05.09 発表

 安川電機は、福岡県から「グリーンアジア国際戦略総合特区」で税の控除などの特例措置を受けられる法人の第1号に指定された。全国7つの国際戦略総合特区の法人指定でも初となる。安川電機は、2012年度から2013年度に計画している高効率モーターや産業用ロボットなど省エネにつながる技術の開発・生産設備の導入に、特例措置を活用する。

 グリーンアジア国際戦略総合特区は、国が制定した総合特区制度に基づき、福岡県と福岡市、北九州市が2011年12月に選定された。(1)都市環境インフラのパッケージのアジア展開(2)環境関連産業の拠点構築(3)資源リサイクルシステムの確立(4)アジアとの継ぎ目のないビジネス環境の実現──の4本柱を掲げ、県と両市が一体となってプロジェクトを進めている。

 安川電機は現在、グリーンエネルギー分野に力を入れ、環境・エネルギー関連の事業拡大を推進。高効率モーターの小型化、高効率化、高出力化に向けた開発や、産業用ロボットの基本性能を高める研究を進めている。県は、環境配慮型製品の開発・生産拠点の構築と、環境を軸にした国際競争力の強化に貢献する、などとして安川電機を指定した。

 指定によって安川電機は、特区関連の設備投資の際に特例措置として、機械・装置の取得価格の50%を特別償却するか、15%の税額控除が受けられるようになり、税が減ることで事業促進につなげられる。国際戦略総合特区はほかに、東京都の「アジアヘッドクォーター特区」や大阪、京都府など関西圏の「関西イノベーション国際戦略総合特区」などがある。【(株)安川電機】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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