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環境ニュース[国内]

東京都 「2020年の東京」まとめる 震災や原発事故を踏まえて

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2012.03.01 【情報源】地方自治体/2012.01.11 発表

 東京都は昨年12月22日、都政の新たな長期戦略「2020年の東京」をまとめた。東日本大震災や福島第1原発事故で都市づくりの課題が浮かび上がったことを受け、折り返し点を迎えた2006年度策定の「10年後の東京」を練り直した形。
 新戦略は8つの目標とそれを達成するための12のプロジェクトで構成。「美しいまち復活」を第一に挙げた前回とは変わり、震災や原発事故を踏まえ「高度防災都市」や「自立・分散型エネルギー社会」の実現を掲げた。
 エネルギー問題では、原発事故で明らかになった遠隔地からの電力依存を改善すべく、最大使用電力約1700万kWに比べて現状では300万kWにとどまる都内発電能力の倍増を目指す。
 温室効果ガスなど環境問題にも配慮。100万kW級の天然ガス発電所新設、都内の一戸建て住宅30万戸への太陽光パネル設置、ガスでの熱併給と発電を組み合わせた「コージェネレーションシステム」普及のためのビル容積率緩和―などを挙げた。 知事本局計画調整部計画調整課 TEL:03-5388-2131 【東京都】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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