一般財団法人環境イノベーション情報機構
ITTO、「森林認証制度の比較可能性・同等性に関する国際ワークショップ」開催
【地球環境 森林の減少】 【掲載日】2002.04.15 【情報源】林野庁/2002.04.12 発表
2002年4月3日・4日の2日間、マレ−シアのクアラルンプールで、ITTO主催による「森林認証制度の比較可能性・同等性に関する国際ワークショップ」が開催され、ITTO加盟国政府、認証機関、購入者グループ、NGOなどから約70名が参加した。ワークショップは、(1)森林認証制度の原則、枠組み、要件に関する議論や、(2)認証制度間の比較可能性・同等性の確立に向けた取組みの評価、(3)認証に対する購入者グループの見解についてのヒヤリングが主要課題となった。
また、現在までに認証された森林の92%はヨーロッパ・北米にあるという現状を踏まえ、森林認証への取組みの中で熱帯木材生産国が直面している障壁や、森林認証を取得するために必要な段階的なアプローチ、認証を促すためにITTOが果たすべき役割について議論が行われた。【林野庁】