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環境ニュース[国内]

ホンダ、国内の自動車販売店に太陽光発電システムを設置するプロジェクトを開始

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.02.09 【情報源】企業/2012.02.04 発表

 ホンダは、国内の自動車販売店に太陽光発電システムを設置するプロジェクトを始めた。太陽電池の製造・販売を手掛ける子会社、ホンダソルテック製のシステム計1MW(1000kW)を2013年度末までに導入する。プロジェクトの第1号として東京都足立区の販売店「Honda Cars 東京中央足立小台店」に、9kWの太陽光発電システムを取り付けた。

 ホンダはこれまでも国内の事業所に太陽光発電システムを設置しており、容量は自動車業界で国内トップの計3.3MW(3300kW)だ。自動車販売店にも取り付けているが、販売分野での一層のCO2排出を目的に、今回新たにプロジェクトに取り組むことを決めた。プロジェクトではシステムの導入とあわせて、来店客向けの太陽光発電モニターも装備する。

 プロジェクトで全国の販売店に計1MWの太陽光発電システムを設置すると、年間で310tのCO2排出削減効果が見込まれる。ホンダはさらに、2013年の生産開始を予定する寄居工場(埼玉県寄居町)に、2.6MW(2600kW)と国内の自動車工場で最大の太陽電池を取り付ける。これまでの設置容量とプロジェクト、寄居工場を合わせると、2013年度末には計6.9MW(6900kW)になる。

 ホンダソルテックはホンダの100%子会社で、熊本県大津町に本社を置き、CIGS薄膜と呼ぶ太陽電池を生産。この太陽電池は銅(C)、インジウム(I)、ガリウム(G)、セレン(S)の化合物を素材に薄膜で形成する。製造過程での使用エネルギーが少なく、結晶シリコン系太陽電池と比べ、曇りの日や朝、夕の弱い太陽光でも発電量が多いことが特長になっている。【ホンダ技研工業(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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