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環境ニュース[国内]

「地球の持続可能性に関するハイレベル・パネル」(GSP)報告書まとまる

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2012.01.31 【情報源】外務省/2012.01.31 発表

 外務省は、平成24年1月31日、「地球の持続可能性に関するハイレベル・パネル」(GSP)報告書が共同議長であるジェイコブ・ズマ・南アフリカ大統領及びルヤ・ハローネン・フィンランド大統領から潘基文国連事務総長に提出されたと発表。
 GSPは、潘事務総長のイニシアティブにより、2010年8月に設置され、パネル・メンバーが、個人の立場から、持続可能な開発を達成するためのビジョンと具体的提言について議論を重ねてきた。日本からは、鳩山由紀夫元総理がメンバーとして参加し、6回の会合を経て作成されたGSPの報告書は、2012年6月にブラジルで開催されるリオ+20への重要なインプットとなることが期待されているもの。
 報告書では、人々が行う選択が持続可能性に大きな影響を与えるとの考えから、人々が持続可能な選択を行えるよう、人々の能力強化(エンパワーメント)が必要であるとして、人権や人間の安全保障を開発の基本と位置付けるとともに、教育、職業訓練、女性や若者の参画を促進するための提言を行っている。 また、持続可能な経済を構築するとの観点から、社会・環境の外部経済性(コスト)を価格に反映させるべきことや、経済活動において持続可能な開発を尊重すべきことを提言しているほか、GDPを超える新しい指標を2014年までに策定すべきことなどを提言している。【外務省】

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