一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

CFC12の密輸防止で自動車関連団体などに協力要請

地球環境 オゾン層】 【掲載日】2002.04.10 【情報源】経済産業省/2002.04.09 発表

 経済産業省はCFC12の密輸事件が発生したことを受け、2002年4月9日に、同省所管の自動車関連団体・石油流通関連団体に対し、文書により密輸防止対策の協力要請を行うとともに、関係省庁からなる「オゾン層保護対策推進会議」に報告した。
 CFC12はモントリオール議定書の規制対象物質で、日本では1996年以降の生産・輸出が禁止されているが、1994年以前に製造されたカーエアコンには冷媒として使用されていたため、この補充用としての需要が現在でもある。なお、1996年以前に生産・輸入されたCFC12の在庫品や他のカーエアコンに充填されていた分の再利用を行うことは認められている。
 経済産業省によると2001年7月から2001年11月にかけて、全国で3件の密輸事件が発生。まだCFC12の製造が認められている途上国から代替品であるHFC−134aなどと偽り、約9万7,000缶のCFC12を輸入しようとして摘発された。また、2002年2月には、CFC12、10万缶を密輸品と承知しながら販売しようとしていた業者も摘発を受けている。【経済産業省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク