一般財団法人環境イノベーション情報機構
鳥取県 エコ競う自転車通勤 CO2削減で県職員ら
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2011.12.05 【情報源】地方自治体/2011.10.04 発表
鳥取県は職員を対象に、通勤手段をマイカーから自転車に替えて二酸化炭素(CO2)の排出削減を競う取り組みを始めた。「自転車エコ通勤チャレンジ」と名づけ、まずは3人1組の10チームが挑戦。約1カ月間で地球温暖化の防止にどれだけ貢献できたかを競う。開始式は10月4日の勤務時間を終えた午後5時過ぎから県庁で行われ、「鬼太郎ちゃんちゃんこ」デザインのサイクルウエアを着た平井伸治知事が自転車で登場。「エコ通勤を楽しんで、周囲の人にも伝えてもらいたい。エコな鳥取県のシンボルとなるよう期待している」と参加者を激励した。
知事の合図で参加した職員らが自転車にまたがって帰路についた。通勤のほか、休日の買い物などプライベートの走行距離もカウントされるルール。走行距離をCO2削減量に換算し、チームの合計量で順位を決める。
県職員でつくる「若手政策研究チーム」が考案した実証事業で、地球環境を守ることに加え、健康増進やガソリン代節約などのメリットもあると強調。今回の試行によって問題点などを明らかにしたうえで事業を拡大、民間にも参加を呼びかけることにしている。 生活環境部くらしの安心局くらしの安心推進課 TEL:0857-26-7205 【鳥取県】