一般財団法人環境イノベーション情報機構
ユネスコエコパークに 宮崎県「綾地域」を推薦
【地球環境 森林の減少】 【掲載日】2011.09.29 【情報源】林野庁/2011.09.29 発表
林野庁は、平成23年9月28日に開催された「日本ユネスコ国内委員会 自然科学委員会 人間と生物圏計画分科会」において、宮崎県の「綾地域」をユネスコエコパークに推薦することが決定されたと発表。ユネスコエコパーク※は、生物多様性の保全、持続可能な開発、学術研究支援を目的として、1976年(昭和51年)にユネスコが開始した制度。
綾川流域は、東アジアの照葉樹林帯の北限付近にあり、多くの日本固有種で構成されている。また、日本の照葉樹自然林が最大規模で残されているほか、高標高域にはブナが優先する自然林が現存している。林野庁九州森林管理局では、この照葉樹林の周辺に存在する二次林※や人工林を照葉樹林に復元することを目指す「綾の照葉樹林プロジェクト」に取り組んでいる。【林野庁】