韓国、水界生態系の健全性改善に関するシンポジウムを開催

【水･土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2011.09.13 【情報源】その他／2011.08.30 発表

　韓国政府環境部、韓国環境産業技術機構、エコ・ウォーター・プロジェクトは、2011年8月30日、2011年水界生態系の健全性改善に関する国際シンポジウムを共同で開催する。このシンポジウムは、水質を管理し、河川の水界生態系の健全性改善を図ることを目的としている。シンポジウムでは、ユネスコ国際水教育研究所のアンドラス・ソロシナジー所長が、世界の水問題と水界生態系の健全性改善についての基調演説を行う。本会議では、韓国、アメリカ、日本、スイスの当局者が、各国の河川再生政策に関するプレゼンテーションを行い、また各セッションでは、国内外の河川専門家がプレゼンテーションを行い、河川生態系の健全性改善や水質予測システムについて議論をする。韓国政府は、2006年に水環境管理の基本計画を策定したのに続き、2007年5月には水質生態系保全法を改正し、水質の改善と水界生態系の再生を軸とする河川管理のパラダイムを策定した。さらに同年10月には、エコ・ウォーター・プロジェクトを開始し、水界生態系再生のための技術開発を促進している。【韓国政府環境部】