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環境ニュース[国内]

東京都江戸川区 節電目標「20%以上」に設定 室温28℃徹底など対策強化

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2011.08.03 【情報源】地方自治体/2011.06.16 発表

 東京都江戸川区は6月、今夏の区内の公共施設の電力使用量を昨年に比べて20%以上削減し、さらなる節電に取り組む基本方針を決定した。この基本方針を踏まえ、施設ごとに節電実行計画を策定し、順次実施していく。
 主な取り組みとしては、本庁舎内において執務室の室温の28℃設定の徹底や、会議室の空調を禁止して扇風機で対応するほか、執務室は蛍光灯を間引いて50%消灯する。また、庁舎内の使用電力を常時監視し、節電目標値に近づくと警告する装置「デマンドコントローラー」を導入してピーク時の電力を制御する。
 また、区民施設においては、50%の消灯や空調の28℃設定の徹底、平日夜間の利用制限や区内の図書館の輪番休館などを実施する。さらに、街路灯については、駅前広場は80%消灯▽地域幹線道路は2分の1〜3分の2消灯▽遊歩道は2分の1〜3分の2消灯▽駐輪場38カ所の照明は50%消灯▽449の公園の照明を50%消灯―などを実施する。
 区は、区民や事業者に対して節電を進められるよう広報紙などを通して情報提供をしていく。 総務部総務課 TEL:03-5562-6194 【東京都江戸川区】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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