「文化ボランティア通信」第２号を発行

【環境一般 市民活動】 【掲載日】2002.03.28 【情報源】文化庁／2002.03.28 発表

　文化庁は文化活動に関連するボランティア情報を紹介するニューズレター「文化ボランティア通信」の第２号（平成１４年３月号）を発行した。
　この通信は　平成１４年１月に民間から起用され、文化庁長官に就任した河合隼雄氏が提唱している「文化ボランティアの推進」を情報面からバックアップするため、平成１４年２月に創刊されたもの。
　第２号では、河合長官自身が文化ボランティアについて、「（参加者が文化芸術に自ら親しむともに、他の人が親しむことに役だったり、お手伝いをすること」と説明。ただし、行政の主導によるものではなく、個人が自分の判断で自発的に参加するものであると呼びかけている。
　また、具体的なボランティア活動として（１）山形県の高校生のボランティア活動、（２）群馬県太田市の「太田市文化財愛護少年団」、（３）岐阜県博物館サポーター、（４）大阪府立青少年会館イベントすたっふ、（５）奈良県上川村の「音楽の森２００１」、（６）高知県葉山村の「あったか葉山企画」の活動が紹介されており、このうち、「太田市文化財愛護少年団」では史跡周辺の環境美化活動にも取り組んでいる。
　このほか、４７都道府県の「文化ボランティア情報提供機関」の連絡先一覧も掲載されている。【文化庁】