山梨県　クリーンエネ普及に向け指針　低炭素社会と経済活性化両立

【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2011.06.03 【情報源】地方自治体／2011.04.13 発表

　山梨県は3月、県・市町村・事業者・県民などがクリーンエネルギーを導入する際の指針となる「グリーンニューディール計画推進指針」を策定した。
　県は豊富な自然環境を生かし、クリーンエネルギーの普及促進に取り組むことにより、低炭素社会の実現と経済活性化の両立を図っており、概ね2050年までには「CO2ゼロやまなし」の実現を目指している。09年には「やまなしグリーンニューディール計画」を策定しているが、今回の「グリーンニューディール計画推進指針」は、詳細な調査に基づいて、「計画」をさらに具体化したものである。
　指針の策定に先立ち、クリーンエネルギー活用推進の裏付けとなる定量的データの整備のためのクリーンエネルギー賦存量などの調査を実施しているが、指針ではその結果を示すとともにクリーンエネルギーの普及に向けての課題整理、経済性向上のための手法の検討などを行った。さらに太陽光発電・太陽熱利用、小水力発電、バイオマス熱利用、燃料電池のエネルギーごとに、県民や事業者が共有できる普及方針および取り組むべき事項、県が実際に行う施策などを定めた内容となっている。　森林環境部環境創造課　TEL：055-223-1503　【山梨県】