一般財団法人環境イノベーション情報機構
神戸市 全市で容器包装プラ分別収集 実施に向け周知活動を徹底
【ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2011.06.01 【情報源】地方自治体/2011.03.09 発表
神戸市は4月から、北区で先行実施していた容器包装プラスチックの分別収集を全市で開始した。容器包装プラスチックは容積比で家庭ゴミの約4割を占めるともいわれており、市は家庭ゴミの減量・資源化を一層促進する。分別収集の対象は(プラマーク)のついているプラスチック製の容器や包装物。市によると、収集量は2011年度に約1万3200tを見込んでおり、これは1世帯当たり約1.6kg、45ℓの指定袋で概ね2袋分に相当するという。
市では08年に指定袋制度、大型ごみの申告有料収集の導入など家庭ゴミの排出ルールを変更してからゴミの減量・資源化が進み、09年度の家庭ゴミの排出量(約33万t)は07年度(約43万t)から24%減少した。その結果、09年には落合クリーンセンター(須磨区)でのゴミ焼却を停止するなど、市民の理解と協力によって大きな成果を上げている。
4月からの実施に向け、市はホームページなど様々な媒体、機会を通じて広報に努めるとともに、地域に働きかけて説明会を積極的に開催した。また、ゴミ出しのルールブック「ワケトンブック」を各家庭に配布し、周知を図った。 環境局資源循環部減量リサイクル推進課 TEL:078-322-6434 【神戸市】