一般財団法人環境イノベーション情報機構
気象庁 航空機による上空の温室効果ガス観測を開始
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2011.02.14 【情報源】気象庁/2011.02.10 発表
気象庁は、航空機による上空の温室効果ガスの観測を平成23年2月から開始すると発表。気象庁では、これまでにも国内の3地点(岩手県大船渡市綾里、沖縄県八重山郡与那国島、東京都小笠原村南鳥島)や2隻の海洋気象観測船において大気中及び海水中の温室効果ガスの観測を行ってきたが、航空機による上空の温室効果ガスの観測を加えることにより、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスを総合的に監視し、地球温暖化の予測精度の向上を図りたいとしている。
なお、得られた観測データについては、気象庁が運営する世界気象機関(WMO)温室効果ガス世界資料センター(WDCGG)を通じて公開するとともに、解析結果を気象庁のホームページや刊行物などを通じて発表する予定。【気象庁】