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環境ニュース[国内]

福岡県 水素タウンの省エネ効果公表 150世帯でCO2年間59t削減

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2011.02.09 【情報源】地方自治体/2010.11.26 発表

 福岡県・福岡水素エネルギー戦略会議が「福岡水素戦略(Hy-Lifeプロジェクト)」の社会実証として実施する「福岡水素タウン」について、昨年4〜9月までの省エネ効果を取りまとめて公表した。同期間で水素タウン150世帯平均の二酸化炭素(CO2)削減量は1月あたり32.9kgで、年間に換算すると59t余り削減できた。これはスギの木の年間CO2吸収量14kgで換算すると、約4200本分に相当する。また、1次エネルギーについては年間59万MJ(灯油1万6076Lに相当)節約できた。
 前年の同時期と比較すると、CO2を約2倍、1次エネルギーを約4倍削減できた。これは、電力需要と平均発電量が増加したことで機器効率が上がったこと、昨年3月に実証機を「社会実証で把握された諸問題を解決した最新鋭機」に置き換えたことによる。
 水素タウンは、国内外から年間200件以上の視察・取材があるなど、大きな注目を集めている。今後は家庭用燃料電池のさらなる性能向上のための実証データ収集を引き続き行うとともに、水素タウンの取り組みを通じて家庭用燃料電池の普及を支援していく。 商工部新産業・技術振興課 TEL:092-643-3448 【福岡県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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