一般財団法人環境イノベーション情報機構
国連森林フォーラム、ヨハネスブルグ・サミットに向け「閣僚宣言」を採択
【地球環境 森林の減少】 【掲載日】2002.03.18 【情報源】林野庁/2002.03.18 発表
2002年3月4日から15日にかけて、米・ニューヨークの国連本部で国連森林フォーラム(UNFF)第2回会合と同閣僚レベル会合が開催された。UNFFは2000年10月の国連経済社会理事会で、全ての森林で持続可能な経営を推進することを目的として設立された組織。
今回の会合では、2002年8月から9月にかけて開催される予定の「持続可能な開発に関する世界首脳会議」(ヨハネスブルグ・サミット)に向けてのUNFFとしてのメッセージが「閣僚宣言」としてまとめられた。
なお、この「閣僚宣言」には、(1)森林の多様な便益を重視しながら、持続可能な森林経営を推進すること、(2)持続可能な森林経営を国際的政治課題の優先事項として位置づけること、(3)森林法規の実行、林産物の違法な国際貿易に対する取組みを実施すること、(4)持続可能でない伐採に対処するための取組を実施すること−−などの内容が盛り込まれた。【林野庁】