環境省　ポスト2010年目標及びCBD/COP10決議を受けたアジア型保護地域に関する国際専門家会合概要を公表

【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2011.01.25 【情報源】環境省／2011.01.24 発表

　環境省は、平成23年1月8日〜10日に秋田県秋田市の国際教養大学において開催した「ポスト2010年目標及びCBD/COP10決議を受けたアジア型保護地域に関する国際専門家会合」の結果を取りまとめ公表した。
　今回の主な成果は、2014年のIUCN世界公園会議に向けて、アジアにおける保護地域の拡大拡充を目指すため、保護地域のガバナンスにおけるアジア各国の研究者、行政官、 NPO&NGO団体間での協力関係の構築を目指す「今後の展開（Toward the next steps）」を採択、アジアの国・地域等において、[1]気候変動に対する適応策・緩和策や協同型管理についての保護地域のベストプラクティスの共有、[2]アジアの国・地域等における保護地域についての情報共有の維持、[3]コア・グループにおける情報共有とワーキンググループの設置、[4]WCPA-Asiaの強化及び戦略の遂行、[5]2014年のIUCN世界公園会議に向けた準備、[6]アジアの保護地域での管理有効性評価の実施、[7]アジアの保護地域における主要課題についての報告書の作成、等が奨励された。【環境省】