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環境ニュース[国内]

農林水産業の中で必要な環境配慮は何? 8,000名のモニターにアンケート

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2002.03.08 【情報源】農林水産省/2002.03.08 発表

 農林水産省は平成14年3月8日、「循環型社会に向けた農林水産業の役割」についてのアンケート調査の結果を公表した。
 このアンケートは農業者モニター3,233名、林業者モニター729名、漁業者モニター1,069名、食品・木材流通加工業モニター1,499名、消費者モニター1,480名、計8,010名に、農林水産業の中で環境へ配慮するために必要な取り組みを聞いたもので、平成13年12月から平成14年1月にかけて実施された。
 食品リサイクル法の施行により利用が求められている、生ごみから再生されたたい肥・飼料については、たい肥については農業者の6割、飼料については農業者の5割が「利用したい」と答えていた一方、「自家製のたい肥をすでに利用しているので必要はない」という回答も23%あった。
 また、廃棄物のバイオマスエネルギーとしての利用については、すべての種類のモニターで「廃棄物の有償引き取りをしてもらえるのなら協力したい」との回答が多かった。
 なお、「生産活動の中で、環境問題への取り組みとしてどのようなことを行ってきたいか」を聞いた質問では、農業者では「たい肥を使った土づくり」、林業者では「間伐材の有効利用」、漁業者では「漁場海岸の美化・保全」、食品流通加工業では「リサイクルできる容器包装の利用」、木材流通加工業は「廃材の燃料利用」への関心が最も高かった。【農林水産省】

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