一般財団法人環境イノベーション情報機構
リコー、ラグビーのトップリーグ公式戦にグリーン電力
【環境一般 CSR】 【掲載日】2010.09.16 【情報源】企業/2010.09.14 発表
リコーは、東京都港区の秩父宮ラグビー場で9月18日午後5時に開始するラグビー・トップリーグ公式戦、リコーブラックラムズと福岡サニックスブルースの対戦試合で、自然エネルギーで発電するグリーン電力を利用する。「グリーン電力証書システム」を活用してナイター照明などに必要な電力を賄う。グリーン電力証書の発行事業をてがける日本自然エネルギー(東京都中央区)からリコーが購入しているグリーン電力証書を使う。この試合に際して同ラグビー場の大型映像装置、ナイター照明などが消費する電力約2000kWh分を、グリーン電力で賄ったとみなす。2000kWhは一般家庭の約7カ月分の電力に当たる。
リコーは、環境活動の一環として外部で使用する電力の環境負荷を減らすことを目的にグリーン電力証書システムの活用を決め、今回のラグビーの公式戦を第1弾にした。リコーは環境保全と利益を同時に実現する「環境経営」を推進し、2050年までに環境負荷を8分の1にする目標を掲げ、環境保全活動に取り組んでいる。
グリーン電力は、風力など自然エネルギーで発電された電力。グリーン電力には電力そのものの価値と、化石燃料節減による省エネ・CO2排出抑制の環境付加価値があると考え、付加価値に価格を設定して販売するのがグリーン電力証書システム。証書購入者は、通常使う電力と組み合わせることで、グリーン電力を使用したとみなされる。