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環境ニュース[国内]

田島環境副大臣 生物多様性条約締約国会議(COP)議長国閣僚級会合に出席

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2010.09.07 【情報源】環境省/2010.09.06 発表

 田島環境副大臣は、9月3日(金)に、スイスのジュネーブで開催された生物多様性条約締約国会議議長国閣僚級会合に出席した。
 今回の会合は、生物多様性条約事務局及びドイツ政府の主催により、COP2〜11議長国(インドネシア、アルゼンチン、スロバキア、ケニア、オランダ、マレーシア、ブラジル、ドイツ、日本、インド)、スイス(ホスト国)及び生物多様性条約事務局が参加、うち、インドネシア、マレーシア、ブラジル、ドイツ、日本、インド、スイスから閣僚級が出席した。
 COP9議長国であるドイツの環境大臣、COP10議長国である我が国の田島副大臣、COP11議長国候補であるインドの環境大臣より、それぞれ生物多様性保全にむけた取組みについてスピーチが行われた。また、COP10で議論される遺伝資源へのアクセスと利益配分(ABS)に関する国際交渉の現状について、ABS作業部会共同議長からの報告が行われた。各参加者からは、COP10の主要議題である条約の新・戦略計画(ポスト2010年目標)及びABS議定書の合意が非常に重要であり、各国が積極的に議論に参加していくべきこと等が指摘された。
 田島副大臣からは、国際生物多様性年である本年に、国際社会が生物多様性の損失をくいとめるために緊急に取り組む必要があることを指摘するとともに、日本としても、COP10議長国として、条約の新・戦略計画(ポスト2010年目標)、遺伝資源へのアクセスと利益配分(ABS)等の議論について積極的に参加するとともに、ポスト2010年目標実施にむけた途上国支援に取組んでいくこと等を表明した。
 本会合の議論の成果については、「ジュネーブ・閣僚による生物多様性のための即時行動の呼びかけ」(別添)として取りまとめられた。【環境省】

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