岡田外相　印ラメシュ環境森林大臣と会談

【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2010.08.23 【情報源】外務省／2010.08.22 発表

　平成22年8月22日　インドを訪問中の岡田外務大臣は宿舎において朝食をとりつつラメシュ環境森林大臣と会談を行った。
　会談では、岡田外相より、生物多様性保全において指導的役割を果たすためのインドのコミットメントを評価しつつ、10月に名古屋で開催する生物多様性条約COP1010に向けた緊密な連携を要請しました。これに対しラメシュ環境森林大臣より、自らCOP10に出席するとして、インドが2012年秋にCOP11を開催する旨の説明がありました。また、3名のJICA専門家がウッタルプラデーシュ州デラドンにある森林官研修センターで実施しているプロジェクトに対する謝意の表明があった。
　また、気候変動問題に関して、COP16に向けて国際交渉をどのように進めていくかについて意見交換を行いました。国際交渉における両国に立場の違いはあるものの、カンクーンのCOP16に向けて引き続き意見交換を強化することとなった。更に、低炭素社会の構築に向けた日インド間の協力が重要との認識の一致があり、今後、二国間協力をより一層推進する方途について協議していくこととなった。【外務省】