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環境ニュース[海外]

ドイツ、民間機関による途上国での温暖化対策投資促進策に関する会議開催

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2010.07.13 【情報源】ドイツ/2010.06.30 発表

 ベルリンで2日間にわたり、会議「開発途上国、中進国における温暖化対策資金調達」が開催された。これは、ドイツ連邦環境省と復興金融公庫開発銀行が主催したもので、民間機関による開発途上国及び中進国での温暖化対策への投資手段とその促進策について話し合われた。会議には、公的機関、金融機関を中心とした民間機関、学術機関、市民団体から150人以上の専門家が参加した。
 会議で話し合われた主な課題は次のとおり。
●政治リスクと為替リスクを政府の政策により制限し、民間機関の投資決定を容易にする方法
●投資決定における基準としての環境基準
●企業の独自資産の強化を通じて温暖化対策技術の地域における市場を促進する方法
●産業国及び開発途上国における適切な政治的枠組みの創造
 また、連邦環境省は、復興金融公庫開発銀行とともに、地球温暖化防止基金の設立に合意した。基金は、開発途上国、中進国における中小企業並びに一般家庭における、エネルギー効率と再生可能エネルギーへの投資を支援するもの。両組織で、合計1億米ドルを拠出し、さらなる資金を、世界の公的機関及び民間機関から拠出するとしている。特に、今後5年間で、民間機関から5億米ドルの拠出を期待している。【ドイツ連邦環境省】

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