一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成21年度環境技術実証事業「ヒートアイランド対策技術分野」(オフィス、住宅等から発生する人工排熱低減技術)地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム 実証試験結果報告書を環境省が承認
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2010.07.02 【情報源】環境省/2010.06.29 発表
平成21年度に実証試験が行われた、環境技術実証事業「ヒートアイランド対策技術分野」(オフィス、住宅等から発生する人工排熱低減技術)地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システムの実証試験結果報告書が、実証機関であるNPO法人地中熱利用促進協議会で取りまとめられ、報告を受けた環境省は、これを承認した。環境技術実証事業は、すでに適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするもの。
今回報告された実証対象技術は、施設に設置され稼働中の地中熱利用空調システム(実証単位A:システム全体)、水冷式ヒートポンプ(実証単位B:地中熱/下水熱専用ヒートポンプ)、建設中の施設に掘削された地中熱交換器(実証単位C:地中熱交換部)。
各実証対象技術の実証試験結果報告書の詳細は、環境技術実証事業ホームページで公開される予定。【環境省】