一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

経産省 「窓の断熱性能表示制度」を改正へ

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2010.05.25 【情報源】経済産業省/2010.05.24 発表

 経済産業省は、窓の断熱性に係る情報を一般消費者によりわかりやすく提供するため、エネルギーの使用の合理化に関する法律第86条に基づいて制定した「住宅の窓を製造し、加工し、又は輸入する事業を行う者が当該窓の断熱性に係る品質の一般消費者への情報提供のための表示に関し講ずべき措置に関する指針」を改正し公表した。
 従来の指針では、「窓」に加え、「ガラス」及び「サッシ」のそれぞれに、断熱性能に係る情報提供を星印による4段階評価で行うことが可能となっていたが、次のような課題が生じておりました。
[1]ガラス表示とサッシ表示が並列して表示されているため、消費者アンケートの結果では、「わかりやすい」との声が4割を切っている状況。[2]ガラス4つ星とサッシ4つ星の表示が、窓としての4つ星性能を担保していない場合がある。[3]現行は断熱性能を表示しているのみで事業者名が表記されていないため、窓としての性能を担保している者が明確でない。−−等の課題が生じていた。
 これらの課題を解決し、窓の断熱性能に係る情報を一般消費者によりわかりやすく提供するため、[1]ガラス及びサッシの表示制度を廃止し、窓表示へ一本化する。[2]性能表示を行った者の名称又はブランドを併記し、窓としての性能を担保する者を明確にする。[3]窓の熱貫流率の測定方法について、JIS A 4710の2004年版に定める方法に加え、「これと同等の方法」(ISO 12567-1に定める測定方法等を想定)を追加する。−−等の改正を行ったもの。
 なお、今回の改正は平成23年4月1日施行予定。【経済産業省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク