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環境ニュース[海外]

ドイツ 2020年までにドイツ国内で100万台の電気自動車の製造の実現への努力を表明

大気環境 交通問題】 【掲載日】2010.04.26 【情報源】ドイツ/2010.04.15 発表

 4月15日、シュトゥットガルトで開催された会議「オートモータースポーツ会議」に出席したドイツ連邦環境省のレトゲン大臣は、2020年までにドイツ国内で100万台の電気自動車を製造することを目指し、ドイツ政府は、産業界と共に努力していくことを表明した。さらに、レトゲン大臣は国際的な温暖化対策目標を達成するには、交通部門においては、電気自動車は不可欠であり、2050年までに必要不可欠なCO2の排出削減には、燃焼モーター技術の改善のみでは達成できないと、強調した。
 連邦環境省の委託によりマッキンゼー社が実施した最新の研究では、2050年までに少なくとも全体の70%の自動車が二酸化炭素排出ゼロになることが必要不可欠であるとしている。レトゲン大臣は、「電気自動車は、再生可能エネルギーを燃料源とする場合、排出ゼロである」とコメントしている。
 ドイツ国内における自動車産業を維持していくために、特にアジア諸国に対し、競争能力を高めていくことが重要である。そのために、電池生産といった重要な製品のドイツ国内での生産を確保するために、経済界や学術界が連携していかなければならない。【ドイツ連邦環境省】

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