「自然・文化遺産を支える森林の復興」調査についてのワークショップを開催

【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2002.02.22 【情報源】林野庁／2002.02.21 発表

　林野庁では、「自然・文化遺産を支える森林の復興」に関する現地調査の実施地域である青森県黒石市と広島県宮島町で、調査についてより多くの意見を聞くための公開ワークショップを開催する。
　日程は青森県黒石市が平成１４年２月２８日１３時〜１６時３０分（場所：津軽伝承工芸館）、広島県宮島町が３月２日１３時〜１６時３０分（場所：宮島観光会館）。
　この調査は、林野庁と環境省、文化庁の３省庁が合同で実施している「自然・文化遺産のこころを次の世紀へつなぐまちづくり」推進調査の一環として実施されているもの。
　日本の各地域では、自然−−特に森林を活用した生活様式、産業、文化が固有に育まれているが、過疎化・高齢化、産業構造の変化といったうねりの中で森林の維持が難しくなっている現状がある。今回の３省庁合同調査では、都市住民、民間企業、ＮＰＯなどの幅広い参加による森林再生の枠組みづくりと、森林保全活動を通じた地域住民と都市住民との交流、森林再生による地域活性化方策などを検討している。【林野庁】