茨城県　県初の風力発電施設建設

　鹿島臨海工業地帯の工場・事業所から排出される汚水や、周辺地域の生活排水を処理する鹿島下水道事務所で、さらなる省エネ対策を推進するため、県事業として初めて風力発電施設を建設することになった。2011年度内の稼働を目指し、鹿島下水道事務所深芝処理場の敷地内に出力2000kWの風車（高さ約120m）1基を建設する。これにより、二酸化炭素（CO2）を約20％削減、電気使用料は1年あたり約2600万円削減できる見込み。建設には、新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）の地域新エネルギー等導入促進事業の補助を受ける。TEL：029-301-4679　【茨城県】

提供：月刊地球環境(日本工業新聞新社)