一般財団法人環境イノベーション情報機構
気象庁 2009年12月 日本の天候を公表 全国的に寒暖の変動が大
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2010.01.05 【情報源】気象庁/2010.01.04 発表
気象庁は、2009年12月の日本の天候を取りまとめ公表した。公表によると12月前半はほぼ全国的に気温が高く、日本付近を通過した低気圧の影響で太平洋側を中心に大雨となったが、中旬後半から下旬はじめにかけては強い寒気が南下したため全国的に気温が低く、日本海側の各地で大雪となるなど、寒暖の変動が大きかった。
上旬から中旬前半は数日の周期で天気が変わった。中旬前半には本州付近を進んだ低気圧の影響で、全国的に雨となり太平洋側では大雨となったところがあった。
中旬後半から下旬はじめにかけては、強い寒気が日本付近に南下し冬型の気圧配置となった。このため日本海側では雪が降り続き、東北日本海側と東日本日本海側では、山沿いで1メートルを超える積雪となったのをはじめ平野部でもまとまった積雪を観測するなど、12月としては2005年以来4年ぶりの大雪となり、月降雪量も東日本日本海側では4年ぶりに多くなった。
一方、太平洋側では晴れたものの、気温は平年を大幅に下回った。なお、下旬には極端な低温はほぼ解消した。【気象庁】