一般財団法人環境イノベーション情報機構
水質汚濁防止法などの平成20年度施行状況を公表
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2009.12.01 【情報源】環境省/2009.11.30 発表
環境省は、平成20年度の水質汚濁防止法、瀬戸内海環境保全特別措置法、湖沼水質保全特別措置法の各規定の施行状況を発表した。発表によると、排水規制の対象となる工場、事業場(特定事業場)の数は平成21年3月末時点で276,952件(前年度:280,517件)。うち、第1位は68,130件(全件数の約25%)を占めた旅館業。畜産農業の約30,380件、自動式車両洗浄施設の約30,335件がこれに続いた。
また、これらの特定事業場に対する平成20年度の立入検査件数は43,509件で、前年度の47,410件より減少した。行政指導件数は7,631件で、こちらも前年度の8,374件に比べ減少した。このほか改善命令は23件、一時停止命令は0件、排水基準違反の検挙数は13件、その他法違反は0件であった。【環境省】