「文化ボランティア通信」を創刊

【環境一般 市民活動】 【掲載日】2002.02.08 【情報源】文化庁／2002.02.08 発表

　文化庁は文化活動に関連するボランティア情報を紹介するニューズレター「文化ボランティア通信」を創刊した。発行は１〜２か月に１回程度の予定で、創刊号にあたる平成１４年２月号（４ページ）はホームページにも掲載されている。
　平成１４年１月に民間から起用され、文化庁長官に就任した河合隼雄氏はボランティア・芸術家・行政が協力しあって文化活動を行う「文化ボランティアの推進」を提唱しており、「文化ボランティア通信」での情報提供は、新長官の提案に早速応えたもの。
　なお、創刊号では（１）奈良文化財研究所平城宮跡でのボランティアによる解説の実施、（２）京都市博物館のボランティア講座修了生の組織「虹の会」による活動、（３）愛知県扶桑町のボランティア養成講座参加者の組織「ふそう文化夢応援団」による活動−−の３つのボランティア事例が掲載されており、このうち、奈良文化財研究所平城宮跡の活動としては、ボランティアによって結成された「ＮＰＯ法人平城宮跡サポートネットワーク」が文化財周辺の環境保全、広報・企画、教育事業に取り組んでいる様子が紹介されている。【文化庁】