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環境ニュース[国内]

教室内での室内空気汚染物質の定期検査 4月1日から実施へ

健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2002.02.06 【情報源】文部科学省/2002.02.05 発表

 文部科学省は、学校内の衛生ガイドラインである「学校環境衛生の基準」(平成4年6月体育局長裁定)を平成14年2月5日付けで改訂し、各都道府県教育委員会に通知を行った。
 今回の改訂は、厚生労働省の室内空気汚染物質の指針値策定やシックハウス症候群についての実態調査の結果を踏まえて行われたもの。教室の空気の検査事項として、新たにホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、パラジクロロベンゼン4物質の濃度を加え、年1回の定期検査を実施すること(ただし著しく低濃度の場合は、次回からの測定は省略可能)、判定基準を厚生労働省の指針値とすること、基準を超えた場合は、換気の励行・原因の究明・汚染物質の抑制措置を実施すること−−を規定したほか、定期検査以外にも、新築・改築・改修時や、コンピュータなど新たな学校用備品の搬入の際には臨時検査を実施することを取り決めた。
 なお、このガイドラインは平成14年4月1日から適用される予定。【環境省】

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