気候変動に関する閣僚級非公式対話「グリーンランド・ダイアローグ」がスペインで開催される

【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2009.11.05 【情報源】環境省／2009.11.04 発表

　平成21年10月29日から10月31日まで、スペインのバルセロナで、デンマーク政府の主催の「グリーンランド・ダイアローグ：気候変動に関する閣僚級非公式対話」が開催された。
　この会議は、2005年グリーンランド、2006年南アフリカ、2007年スウェーデン、2008年アルゼンチン、2009年6月グリーンランド、2009年10月米国で開催された閣僚級非公式対話に引き続き開催されたもの。
　参加国は、デンマークを始めとする欧州各国、欧州委員会（EC）、米国、豪州、ロシア、カナダ、中国、日本など40ヶ国・地域と気候変動枠組条約事務局（UNFCCC）。日本からは、竹本環境省地球環境審議官他が出席した。
　会議では、COP15(2009年12月)に向けた交渉を成功させるために閣僚により各国交渉団に対し指示を行うことを念頭に置いた議論が行われ、具体的に議論が行われた主な点は、[1]削減行動における共通の要素及び差異化されるべき要素について、[2]途上国の削減行動と先進国による支援について、[3]資金及び技術支援に必要な制度及びガバナンスについて−−であった。【環境省】