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環境ニュース[国内]

「ノー・マイカー・デー」への貢献で23都市を表彰

大気環境 交通問題】 【掲載日】2002.02.01 【情報源】/2002.01.23 発表

 1月23日、フランス環境国土整備大臣イヴ・コッシェ氏は、2001年の「ノー・マイカー・デー(カー・フリー・デー)」に参加した都市の中から選ばれた23の都市を表彰した。これは、1998年に「ノー・マイカー・デー」が開始されて初めてのこととなる。
 主な賞及び受賞都市は以下のとおり。
 
−審査員特別賞: 「ノー・マイカー・デー」のパイオニア都市、ラロッシュが受賞。同市は、4年間、市街地において車の占める場所を持続的に減少させるため革新的な率先活動を行ってきた。2001年には、「車で通勤しない週」をロッシェ市民500人と試験的に実施した。
 
−「啓蒙」賞: ポアチエが受賞。「バスのほうが15分間得をする」資料配布など、公共輸送のキャンペーン、一般向けの普及啓発活動を展開。
 
−「自転車」賞: ブザンソンが受賞。自動車の乗り入れを禁止した自転車道を創設。「穏かな移動モード」交通計画に統合。
 
−「代案交通賞」: トゥールが受賞。電車、バス、トロリーカー、馬車自転車など、クリーン輸送すべてに対し、1フラン(17円)のチケットを発行。
 
−「市街区域」賞: アミアンが受賞。パス、代替輸送、駐車中継地などにより、車を簡単に受け入れないですむ市街空間、129ヘクタールを実施。
 
−「永続活動」賞: ネヴェールが受賞。毎月1度、土曜日に中心街への車の乗り入れを封鎖。また、ノー・マイカー・デー当日に2002年の自転車計画をテスト。同計画では、郊外から中心地までの無料バス、中心地区自動車走行分離交通計画、歩行者地区等の拡張などが盛り込まれている。
 
【フランス環境・国土整備省】

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