一般財団法人環境イノベーション情報機構
2000年度の最終エネルギー消費は前年度比0.8%増、エネルギー起源のC02排出量は1.1%増
【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2002.01.31 【情報源】資源エネルギー庁/2002.01.31 発表
資源エネルギー庁は2001年1月31日、2000年度のエネルギー需給実績の速報値を公表した。公表された内容によると、2000年度の最終エネルギー消費(発電所や製油所でのエネルギーロスを除外した、産業、業務、運輸、家庭などでのエネルギー消費)のうち運輸部門については、前年度より2.0%減少していたものの、冬季の暖房需要増や景気の部分的回復により、民生部門の消費が前年度より2.5%、産業部門での消費が1.4%増加していた。
その結果、最終エネルギー消費の総計は1999年度に比べ0.8%増加した15,703PJ(ペタジュール=1ジュールの1,000兆倍の単位)となっていた。
また、この速報値に基づき、エネルギー起源の二酸化炭素排出量を計算したところ11億5,970万トン(炭素換算3億1,630万トン)となり、1999年度に比べ、1.1%の増加となった。【資源エネルギー庁】