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環境ニュース[海外]

ドイツ 2012年に電気自動車市場活性化プログラムを開始

大気環境 交通問題】 【掲載日】2009.09.29 【情報源】ドイツ/2009.09.16 発表

 ドイツ連邦環境省のマハニヒ事務次官は、9月16日、ベルリンにおいて、電気自動車市場活性化プログラムの重点を紹介した。これは、電気自動車購入時に、3000ユーロから5000ユーロを助成するもので、2012年から2014年にかけて、最初の10万台が対象となる。その後は、財政支援ではない、使用者特権などの手法を導入する予定である。
 連邦環境省の委託により、マッキンゼー&カンパニー社が実施した調査では、2020年には、世界の電気自動車市場は4700億ユーロ規模に達し、25万人分の新規雇用を創出。ドイツ企業は、このうち850億ユーロを占めることができるとされるが、消費者の買い替えのインセンティブ、ドイツの池技術とセル加工技術の拡大が前提条件になる。
 2020年の売り上げ予測の3分の2に相当する500億ユーロは池技術によるものだが、現在、90%がアジアのメーカーによって占められている。ドイツの池技術や加工技術の成長に向け、連邦環境省では、池セルメーカー、自動車メーカー、大学、研究所等で構成される「専門クラスター」の創設を提案。電気自動車の開発のための専門知識の不足を克服し、基礎研究と産業の協力を改善することを目指すとしている。【ドイツ連邦環境省】

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