海洋資源の利用促進に向けた基盤ツール開発プログラム　平成21年度公募結果を公表

　文部科学省は、「海洋資源の利用促進に向けた基盤ツール開発プログラム」の平成21年度公募について、平成21年8月27日までに採択課題を決定し、公表した。
　このプログラムは、科学技術・学術審議会海洋開発分科会において、海底熱水鉱床をはじめとする海洋鉱物資源を広域で効率的に探査するために必要な技術開発として、「海底下構造・物性の探査手法の高度化」、「海底熱水鉱床の成因論等を考慮した新たな探査手法に関する研究」の2分野を掲げ、平成21年4月20日から6月5日まで公募を実施していた。
　その結果、「海底下構造・物性の探査手法の高度化」については14の提案があり、その内10課題を採択、「海底熱水鉱床の成因論等を考慮した新たな探査手法に関する研究」にちては、19の提案のがあり、その内6課題を採択した。【文部科学省】