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環境ニュース[国内]

平成11年度のごみ・し尿の排出・処理状況 ごみの総排出量は依然横ばい

ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2002.01.25 【情報源】環境省/2002.01.25 発表

 環境省は平成14年1月25日に、平成11年度の全国の一般廃棄物(ごみ・し尿)の排出・処理状況の調査結果を公表した。
 公表結果によると、平成11年度の一般廃棄物の総排出量は、平成10年度の5,160万トンとほぼ同程度の5,145万トンで、1人1日あたりのごみ排出量は1,114グラム(平成10年度1,118グラム)となった。一般廃棄物の排出量は、ここ数年ほぼ横ばい傾向となっており、平成11年度の調査結果でもその傾向が続いていることが窺われた。
 一方、市町村による再資源化量と住民の資源回収量をあわせた再生利用量は、平成10年度の649万トンよりやや増加した703万トンとなり、リサイクル率も平成10年度の12.1%より増加し、13.1%となった。リサイクル率については、この10年間、毎年1%程度ずつ着実に増加している。
 なお、リサイクル率の増加を受けて、最終的処分量も平成10年度の1,135万トンからやや減少し、1,087万トンとなっていたが、一般廃棄物最終処分場の残余容量の総計は1億6,435万立方メートル、残余年数12.3年となっており、依然として厳しい状況であることに変わりはない。
 し尿処理については、総人口1億2,654万人のうち、浄化槽を利用している人の数が3,494万人(27.6%)、下水道を利用している人の数が6,874万人(54.3%)、水洗化されていないトイレを使っている人の数が2,286万人(18.1%)であることが判明した。【環境省】

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