一般財団法人環境イノベーション情報機構
農水省 平成21年の日照不足、低温及び大雨など異常気象に対応するための技術指導へ
【地球環境 その他(地球環境)】 【掲載日】2009.07.28 【情報源】農林水産省/2009.07.28 発表
農林水産省は、平成21年7月の全国的な日照不足や今後予想される北日本の低温及び西日本の大雨等により農作物被害の発生が予想されることから、被害を最小限に抑制すること、生育の回復等を図るための適切な対応について、指導の徹底を図るため、地方農政局等を通じて各都道府県に対し通知を行った。今回の通知では、「平成21年農業技術の基本指針について」に基づき、水稲、麦類、豆類、園芸作物、てん菜、ばれいしょ及び資料作物について異常気象に対応するための技術的な指導が行われている。
この内、水稲に関しては、施肥・防除対策として、今後の気象状況やいもち病の発生状況に十分留意し、窒素質肥料の過剰施用を避けること。
また、北日本で予想されている低温対策については、用水管理対策として低温時の深水かんがいを徹底すること、などを呼びかけている。【農林水産省】