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環境ニュース[国内]

第3回「大地に還る住宅」提案競技の審査結果 築80年の民家再生案が国交大臣賞受賞

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2002.01.24 【情報源】資源エネルギー庁/2002.01.22 発表

 財団法人省エネルギーセンター、財団法人住宅産業研修財団、財団法人住宅保証機構の3団体は共催により実施している第3回「大地に還る住宅」提案競技の審査結果を発表した。
 「大地に還る住宅」提案競技は、循環型社会・持続可能な社会にふさわしい住宅づくり、地域に根ざした住まいづくりへの関心を高めることを目的に実施されているコンペで、具体的には(1)地球環境を大切にした住まい、(2)気候・風土を活かした住まい、(3)日本の伝統・文化を受け継ぎ人格形成の場となる住まい、(4)高齢者や障害者が、自立して暮らせる住まい、(5)生命を守る住まい、(6)病気をつくらない住まい、(7)財産を守る住まい−−の7つの理念に沿って、建設地域の自然環境や町並みの特徴などを活かした提案を募集した。
なお、第3回の提案競技では237件の応募があり、この中から最優秀賞6作品、優秀賞15作品、計21作品が選定された。
 このうち、国土交通大臣賞を受賞した石田正年さんの『住み継ぐ家』は、静岡県蒲原の旧街道筋の築80年の民家を再生したもの。また、資源エネルギー庁長官賞を受賞した奥田徹さんの『雪・太陽・風を考慮した田園住宅』は、建設場所の福井県の気候を考慮し、太陽光発電設備などの機器を使わず建物の素材、構造による自然エネルギー利用の工夫を積み重ねた住宅となっている。【資源エネルギー庁】

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