一般財団法人環境イノベーション情報機構
愛知万博の政府出展基本計画素案への意見募集結果を公表
【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2002.01.24 【情報源】経済産業省/2002.01.23 発表
経済産業省では、愛知万博の政府出展基本計画素案について、平成13年12月12日から平成14年1月15日までの間、意見募集を行っていたが、このほど、寄せられた意見の概要とこれに対する経済産業省としての考え方を公表した。公表された内容によると、期間中寄せられた意見は3通で、中には「ファインセラミックスや陶磁器による空間を作ってはどうか」「未来環境都市を造り出してはどうか。また、循環型社会システムや新しい産業提案を考える実験場としてはどうか」「子どもたちにどんなことを託すのかを聞きたい」などさまざまな内容が含まれていた。
このうち「未来環境都市、循環型社会システムの創造」についての意見に対して、経済産業省としては、「政府出展のみの対応では不十分だが、「自然の叡智」という万博のテーマの下で政府出展に活かせるかどうか、今後検討していく」と回答している。
また、子どもたちへのメッセージとしては、「人口増加、環境の変化、それに伴う価値観の変化など過去50年の経験を検証し、その現実を伝えること、特に『自然と人間が共存していく道や考え方を子供達と一緒に考え伝えていきたい』との政府出展総合監督の渡辺貞夫さんの考えに沿って進めていきたいと」との回答を示している。【経済産業省】