利尻山・大雪山系など道北の夏山登山は万全な備えを！

【自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2009.07.23 【情報源】環境省／2009.07.17 発表

　環境省北海道地方環境事務所は、夏山登山の季節を迎え、利尻山・大雪山系・十勝岳連峰・暑寒別岳等の道北の山々を訪れる登山者に対して、遭難事故を起こさないよう、十分な準備と計画を建て、登山に臨むように注意を呼びかけている。
　この時期の道北の山々は、ふもとは真夏の暑さであっても、山頂付近では、気温が10℃以下に下がることも珍しくなく、時にはみぞれが降ることもある。
　また、悪天の際には、天候や気温が急変することがあり、雨や風で体温の低下、体力の消耗を引き起こしたり、局地的な大雨による沢水の増水や雷にも注意が必要であることから、単独登山は避け、経験あるリーダーのもと、各自の体力と経験に応じた無理のない、ゆとりを持った登山計画にすること、（社）日本山岳協会や各都道府県山岳連盟等の講習会などを利用して必要な知識や技能を身につけ、日頃からトレーニングを欠かさないようにすることなどの対策を講じた上で、登山に臨む必要があるとしてる。【環境省】